CONCEPT

建築は小さなまちづくり

建築家が行なう仕事は、単なるモノづくりではなく、創りあげる「プロセス」が大切であると考えています。私たちの仕事は、クライアントの意向をもとに、地元や周辺環境・景観への配慮、行政機関との調整の中で具体化していきます。設計とは、時間=歴史、空間=環境、経済=産業、生活=暮らし、人間=市民といった基本視点を踏まえた環境・仕組み・暮らし・ひとづくりであると考えています。また建築設計とは、関係者の様々な意見をくみ上げ、総意でまとめていく運動でもあると考えています。私たち建築家は、単なる思いつきや目新しさだけを優先するのではなく、事業推進に向けてのコーディネート力、マネージメント力、感性、発想をベースとした造形、技術力を総合的に組み立てる能力と信義、礼節が大切であると考え、日々研鑽に努めています。

都市居住文化研究所がめざす3つの柱

環境 - Environment -

地球環境時代に対応した人と自然との調和をテーマにした、 「自然との共存」に配慮した計画・設計を提案します。ゼロ エミッションなどの地球規模での環境問題にも配慮したプラ ンを提案します。

創造 - Creation -

新しい時代に調和した創造的なプランを提案すると同時に、千年の時代を刻む、本物志向のまちづくりを提供します。

デザイン - Planning&Design -

時代と環境に配慮し、また歴史・風土を踏まえたデザインを提案します。確固たる信念のもと、技術・方法(組織)・運 動論を組み合わせたデザインを提案します。